秘境の絶景!『西ヶ洞の大釜』大自然の宝石箱

西ヶ洞の大釜



岐阜県関市板取の最深部には、見たこともないような絶景が広がっています。

その名も『西ヶ洞の大釜』

簡単に人を寄せ付けない、険しい道のりの先にある大自然が作り出す絶景です。

西ヶ洞の大釜に行くには、沢登りをしていかないと行けないので、それなりの準備も必要です。

西ヶ洞の大釜への道のり

西ヶ洞の大釜は、板取川の上流の川浦渓谷の奥にあります。

川浦渓谷を超え、さらに奥に行くと、新深山トンネルがあります。

この新深山トンネルを抜けた先に、すぐ左に入る道があるので、そこから進むと西ヶ洞に向かうことができます。

西ヶ洞へ降りるには、西ヶ洞と川浦谷の合流点の少し上流の川浦谷から、攻め込んで行きます♪

西ヶ洞の第一の関門

新深山トンネルを越えて、すぐ左に行ったあとから川原に下りると川浦谷です。

川浦谷からは沢登りがスタートです。

ここから西ヶ洞との合流点に向かうのですが、いきなり関門があります!

西ヶ洞と川浦谷の合流点

ここです!

ロープを伝ってこの岩の壁を越えていかないと行けません!

川浦谷と西ヶ洞の合流点

水に浸かって川の流れに身を任せてもいいのですが、流されすぎても危ないのでロープを使いながら岩の向こう側まで頑張って行きます。

ここを越えると、西ヶ洞と川浦谷の合流点です。

地図でいうとここです。


西ヶ洞谷を進む!

西ヶ洞谷は人がほとんど入ったことがない、というか入れないような谷なので、大自然がそのまま残っています。

西ヶ洞の大自然

川の水もエメラルドグリーンで、とても綺麗。

横の岩壁は、20m以上のものばかり!

人の大きさと岩の大きさを比べると大きさがわかると思います。

西ヶ洞の自然

道ではない道を、川に落ちないように、流されないように進みます。

西ヶ洞の綺麗な水

途中にはこんなに川が綺麗に見える場所も♪

滝もあるよ!

途中には滝もあるので、ポージング♪

西ヶ洞の滝

滝の修行ができるような滝です。


西ヶ洞の第二の難関

岩場がいっぱいあります。

西ヶ洞の岩壁

こんな岩場の上も進みます。

あ、川の中を進む人もいますけど!笑

 

大きな難所となるのは、人の大きさを越える岩を登ったり、降りたりする時です。

手など全身を伸ばして降りないと進めない場所は特に注意が必要!

西ヶ洞の難関

岩場から落ちて頭でも打ったらアウトなので、みんなで気をつけて越えて行きます。

西ヶ洞の第三の難関

細い岩場を登って進む!!

西ヶ洞の難関の岩登り

あまり細いです!

足場がホントに少ないです。。

滑ったりして落ちても川なので、危なくはない場所ですが、ここも注意が必要です。

ここを越えるとそろそろ大釜です。


大自然の絶景 西ヶ洞の大釜

大釜に到着!!

西ヶ洞の大釜

絶景です!!

かなり深いので、泳ぐ人もいます!

西ヶ洞の大釜で泳ぐ

水はめちゃくちゃ冷たいので、私は泳ぎません!

記念撮影も♪

西ヶ洞の大釜で記念撮影

大釜があまり写っていないという…笑

自然が作るアトラクション

毎年毎年、必ず大雨などで川は地形が変わったりします。

その際に、岩や大木なども流されるのですが、それがたまに素敵なアトラクションになることも♪

大釜の木の橋

大釜のすぐ下に木が流れ着いてて、岩と岩の間に挟まって、ちょうどいい橋になってました!

「これはやるしかない!」っと、みんなが順番に木の橋を渡ります!!

大釜の自然の木の橋 大釜の木の橋を渡る

楽しい自然のアトラクションです。


大釜は装備と準備をすればいける

板取の西ヶ洞の大釜までは、準備さえちゃんとすれば、なんとか行けます。

年齢的には、中学生〜60歳くらいまでの人なら行けます。

必要な装備と準備

  • ヘルメット

ヘルメットは、もし転んだりした時に、頭を守る必要があるので必須です。

  • ウエットスーツ

ウエットスーツは、寒いので必須!上下ではなくてもいいので、下半身だけは準備しましょう。

板取の中でもかなりの上流なので、水温は夏場でもかなり低いです。

凍えるので、必ず入ります!

  • 沢登り用の靴

沢登り、シャワークライミング用の靴底にフェルトのついた靴も必須です。

水がついた岩場は、コケなどがついているので滑ります。フェルトがついているとほとんど滑らなくなるので、沢登りではいります。

  • 水に濡れてもすぐに乾く服

下半身はウエットスーツで、上半身は乾きやすい服がいいです。布の服などはずっと乾かないので、濡れると凍えてきます。乾きやすい服装を選びましょう。

  • 防水系のリュック

防水リュックもしくは、リュックの中にジップロックなどで着替えの服、お弁当などを入れておきましょう。

  • お弁当

大釜までの道のりは、片道1時間半〜2時間かかると思います。往復も考えると、お弁当はあった方がいいと思います。

 

上記の部分は個人でなんとかなります。

  • 大釜までの道のりを知っている方

一番大事なのは、大釜までの道を知っている人です。

大釜までの案内をする人

西ヶ洞の大釜までの道のりを知ってる方は、板取に沢山います。

以前は、板取の地元の方々は、よく釣りに西ヶ洞に入っていってたそうです。

そのため、板取に住む人は、結構大釜までの道のりは知っていたそうです。

ただ板取も高齢化進み、釣りで西ヶ洞に入って行っていた人たちがもう行けるような年齢じゃなくなってきて、一緒に同行できるよ!って方はかなり少なくなってます。

そんな中、現在でも西ヶ洞の大釜へ定期的に行くツアーをしている団体が、板取内にあります。

その団体さんが開催するツアーで行くのが一番安全かな?

ツアー開催団体

自然探索 山童

ヤフーブログで告知や募集をやっています。

参加の表明や質問はコメントorメールをすると返事をくれるので、連絡を取り合うといいと思います。

他にも色々なイベント開催しているので、自然が好きな方はオススメです。

西ヶ洞の大釜のアクセス